お盆・新盆のお花の贈り方
お盆は、仏教の「盂蘭盆会(うらぼんえ)」を略したもので、お釈迦様が弟子の亡き母が餓鬼道に落ちて苦しんでいるのを見て、それを救うために供養を命じた日です。お寺では施餓鬼供養が営まれ、祖先の追善供養も同時に行われます。家庭では帰ってくる祖先の霊を迎えて様々な行事をします。故人の四十九日後の忌明け後、亡くなられた方が初めてお家に戻って来られる初めてのお盆を新盆といいます。故人を偲んでお花をお届けしましょう。
お花を贈る際の注意点
お盆の時期は地方によって異なりますが、7月13~16日の四日間、もしくは一ヶ月遅れの8月13日~16日となります。お花を贈る場合は、お盆に入る前にお届けしましょう。関東では概ね7月の新暦、関西では旧暦の8月が主流です。(千葉や北関東など8月の地域があります。)
用途に合った商品形態や参考価格帯など
フラワーギフトとして、自宅にお届けする場合は、フラワーアレンジメント(5,000円~)や花束(5,000円~)が良いでしょう。細網台付き枕花は15,000円~が価格の目安になります。
「細網台付き枕花」は格調高い印象なので大切な方へ贈るにはふさわしいお花になります。また、日比谷花壇では、お盆に欠かせない盆提灯やお線香、ろうそくなどの仏具のお取り扱いもございます。お盆・新盆の花にセットして送ってみてはいかがでしょうか。
そのまま飾れる「アレンジメント」や、花瓶に活けて長く飾っていただける「花束」を豊富に取り揃えておりますので、お相手に合ったお花をお選びいただけます。
お手入れいらずでそのまま飾っていただける「プリザーブド・アーティフィシャルフラワー」。水揚げ不要の手軽さが人気です。
シーンごとの贈り方
メッセージカードに故人を偲ぶ思い出の一文を書き添えれば、より一層心のこもった贈り物になるでしょう。日比谷花壇では、お花を送る際にメッセージカードをお付けいただけます。
メッセージカードをお付けいただけます。
日比谷花壇でのサービス
日比谷花壇では、お線香をお花に添えて贈ることができます。また一部の店舗では、お線香の販売を行っております。
ご購入の際は、切り花やフラワーアレンジメントを少しでも長く、美しく楽しんでいただけるように、「切り花ながもち液」をお付けしています。お盆の期間中に、お花が長持ちするように「切り花ながもち液」や「花想いシール」をぜひご利用ください。
お線香とアレンジメントのセット。清らかな光に包まれたような白いお花のアレンジメントは大切な方への祈りを込めて。
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よくある質問と答え
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Q.1
お届け日は新盆の当日で良いでしょうか?
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A.1
当日はお客様が多くなるので、新盆当日よりは前日にお届けするほうが良いでしょう。
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Q.2
白だけでまとめたお花はちょっと寂しい感じがするのですが。
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A.2
地域の習慣によっては色使いが異なる場合もあります。最近では四十九日にならない場合でも白以外の淡い色合いを使う方もいらっしゃいます。また故人の好きだったお花を贈る場合もあります。ただし、受け取られる方への配慮も必要なので事前に確認しておきましょう。